1951-02-06 第10回国会 参議院 農林委員会 第3号
それから次に、これは島村政務次官もはつきりやはり自由買上をして後に強制買上ということはいずれのところでも考えていないのでありまして、この点は政府の方針が一割増産を目標としてそれぞれ指導している実情から申しまして、農民に対して不安を取除くのがいわゆる政治である。政治は飽くまでも安定を旨としなければならない。
それから次に、これは島村政務次官もはつきりやはり自由買上をして後に強制買上ということはいずれのところでも考えていないのでありまして、この点は政府の方針が一割増産を目標としてそれぞれ指導している実情から申しまして、農民に対して不安を取除くのがいわゆる政治である。政治は飽くまでも安定を旨としなければならない。
而も後には闇があつたり或いは供出完納後の自由買上で二倍になつたりする。こういうようなことでありますから、農民の供出に対する苦情が絶えんのであります。自分の村で賣買いたしますことに何も政府がそこまで干渉せんでもいいのですから、それは放つて置いて、供出せねばならぬものだけを義務として命じ、或いは供出の量から言えば、これは何も供出がそんなに困難であるとは思いません。